diffファイルの使い方 †
rep2や拡張パックの更新で拡張子 .diff のファイルが配布される事がありますね。
- diff ファイルをテキストエディタで開き、中に書いてあるパスを確認します。
diff -Nru rep2ex-080826/conf/conf.inc.php rep2ex-080827/conf/conf.inc.php のような行を見ます。
ここが rep2 ディレクトリを含む(rep2ex-080826/conf/conf.inc.phpの形)か
含まない(conf/conf.inc.phpの形)かを覚えておきます。
- 更新したい rep2 フォルダに移動します。
cd /var/www/html/rep2ex
- patch コマンドで diff ファイルに書かれている変更を実行します。
patch -p1 < rep2ex-080826-080827.diff
この時、 diff ファイルに書かれているパスが rep2 ディレクトリを含む場合は -p1、
rep2 ディレクトリを含まない場合は -p0 とします。
#-p オプションは、パス中で無視するスラッシュの数(ディレクトリの数)を指定するものです。
#この例の場合、rep2 ディレクトリがカレントディレクトリなので、diff ファイル内にも
#rep2 ディレクトリが含まれている場合は1段階無視してやらないといけません。
#この指定が間違っているとファイルを見つけられないので
#can't find file to patch at input line x
#Perhaps you used the wrong -p or --strip option?
#というエラーが出ます。
- ファイルを直接開いたり、rep2の動作を確認したりして、更新された事を確認します。