PPC版MacOS Xでの覚え書き(最新のPHP5、Apache2の導入etc)

IntelMac?の登場以来、PPC搭載MacでのPHP環境は厳しさを増している感があります。
WindowsではPHPもApacheもがっつりとバイナリが揃っているので、Pentiumな旧式機にWindows2000という構成でも割合どうにかなってしまうものですが、MacOS Xの場合にはバイナリの入手経路がある程度限定されてしまう事が難点です。

'''そういう場合は最終的にはソースコードから自前でビルドするという手段を採るしかありません。'''

1.必要なモノ

覚悟完了したら次へ進みましょう。。。

2.基本的な参考文献にひとまず目を通す

この時点でチンプンカンプンなようであれば、潔く諦めましょう。。。

3.基本的な流れ

4.実際にソースコードを用意

5.Apache2をビルドする…その前に。
まず初めに、現在のOS Xで動いているApacheのバージョンを確認しましょう。
ターミナルを開いて

httpd -v

と入力。これで現在のApacheのバージョンが確認できます。OS X 10.5等で現時点でApacheのバージョンが2以上であれば、無理に最新バージョンにする必要はありません。というか、最悪1.3のままでもどうにかはなる(はず)んで10.2とかの人は無理にやらなくてもいい。

6.Apache2をビルドする
10.3系:http://sosai.blogspot.com/2008/02/apache228mac-os-x.html
10.3系:http://mt.mizba.net/archives/000667.php
10.4系:http://www.proton.jp/main/macosx/macosx10.4.html#apache2.2install
10.5系:http://www.hot-linux.org/osx/?rec_no=140
元のApache1.xとの関連:http://ar.aichi-u.ac.jp/blog/apache.html

7.Apacheのパスの設定
インストールしたApache2はapachectlコマンドで起動や停止が出来ます。しかし…このままの状態ではターミナルでapachectlコマンドをただ実行しても「/usr/local/sbin」にある元のApacheが動くだけで新たにインストールしたApache2は動かせません。
新たにインストールしたApache2を動かすには、インストールフォルダに「cd /usr/local/apache2/bin/」で移動するか、「/usr/local/apache2/bin/apachectl start」などのフルパス入力でapachectlを動かしてやらなければなりません。
いちいちこんな事をやっていては日が暮れてしまうので、さっくりパスを通しちゃいましょう。。。

インストールフォルダへのパスを通すには2つの方法があります。

パス定義が終わったら、「echo $PATH」コマンドでパスが通ってるかどうか確認しましょう。

8.httpd.confを編集するには
Finderの「移動→フォルダへ移動」メニューを使って、不可視フォルダ内のhttpd.confを探します。
標準のApache/Apache2のhttpd.confを編集する場合には、「/private/etc」内のhttpd.confを編集。
新たにインストールしたApache2の場合には「/usr/local/apache2/conf/」内のhttpd.confを編集します。
OS Xのバージョンによってはhttpd.confが書き込みロックされていたり、ユーザーにフォルダの編集権限が無かったりするので、(10.5の場合は)一旦デスクトップにドラッグ&ドロップでhttpd.confを出してしまい、テキストエディットなどで編集してから再び元の場所へ戻すのが簡単です。

9.PHP5をビルドする…その前に。
Apacheはrep2の動作にとっては割とどうでもいいので、どちらかといえばこちらの方が重要です。最新の拡張パックはPHP5.3.x以上を要求してくるので、インストールバイナリが無い環境の場合には最新のPHPを導入するにはソースからのビルドは避けては通れません。
が、まず初めに現在のOS Xで動いているPHPのバージョンを確認しましょう。
テキストエディットを起動して新規ファイルに

<?php phpinfo(); ?>

このような一文を書き込んで保存します。保存したテキストファイルは「test_first.php」とでもリネームしましょう。
この「test_first.php」をApacheのhtdocsフォルダに投入して、ブラウザのURLに「http://127.0.0.1/test_first.php」と入力。これで現在のPHPのバージョンが確認できます。

OS X 10.5等で現時点でPHPのバージョンが5.3以上であれば、無理に最新バージョンにする必要はありません。

10.PHP5をビルドする
10.3系:http://blogs.grf-design.com/archives/2006/01/install_php_5_o_1.html
10.4/5系:http://d.hatena.ne.jp/boto/20090922/1253608666
元のPHPの上書き方法など:http://www.hot-linux.org/osx/?rec_no=124

11.PHP.iniを編集するには
「test_first.php」を利用して、現在のPHPが使っているPHP.iniの情報を知る事が出来ます。「Configuration File (php.ini) Path」セクションに書かれているフォルダにPHP.iniが入っています。
そうして把握した後にFinderの「移動→フォルダへ移動」メニューを使って、不可視フォルダ内のPHP.iniを探します。
ただし、デフォルトで「Loaded Configuration File」が「(none)」になっている場合には、PHP.iniが最初から存在しないまま動いているので、インストールしたフォルダ辺りから「php.ini-dist」なり「php.ini-recommended」なりをリネームして移動しましょう。

標準のPHPのPHP.iniを編集する場合には、「/private/etc/」内のPHP.iniを編集。
新たにインストールしたApache2の場合には「/usr/local/lib/」内のPHP.iniを編集します。
OS XのバージョンによってはPHP.iniが書き込みロックされていたり、ユーザーにフォルダの編集権限が無かったりするので、httpd.confと同様に対処する事。

12.rep2の設定tips
rep2自体は「test_first.php」と同様にApacheのhtdocsフォルダに投入して、パーミッションを変更しておけばOKなのですが、UNIX系固有の制限のようなモノがいくつかあるので覚え書き程度に。
まず、そのままの状態ではDatデータ保存フォルダも、IC2キャッシュフォルダもrep2フォルダ内部にしか置く事が出来ません。どうしてもNTFSの外部HDDやNAS等にデータフォルダを置きたい場合には、ちょっとしたコツを知っておく必要があります。

これを防ぐにはhttpd.confにhtdocsのエイリアスを設定する必要があります。
参考URL:http://www.adminweb.jp/apache/docroot/index3.html

例として、「/Volumes/xxx/rep2/DATA/cache」という場所にIC2キャッシュフォルダを置いて、「http://127.0.0.1/」からアクセスさせたい場合にはhttpd.confの「<IfModule? alias_module>」セクションに下記のように記述します。

Alias /Volumes/xxx/rep2/DATA/cache "/Volumes/xxx/rep2/DATA/cache"
   <Directory "/Volumes/xxx/rep2/DATA/cache">
       Allow from all
   </Directory>

記述した後にapachectlでApacheを再起動後、ImageCache2::Viewerを再度開いた時に画像の空枠だった場所に、サムネイル画像が正常に表示されれば成功です。


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